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ボランティアコラム

清掃ボラ+α

参加しやすいボランティア活動のひとつに清掃活動があります。町内一斉清掃などでもおなじみですし、汚れていた場所が目に見えてきれいになる達成感もあります。そんな清掃ボラですが、単にゴミを拾うだけでなく、プラスアルファの楽しみで人気の活動が増えてきました。たとえば、クリーンハイキングを進める団体では、山歩きを楽しみながら、山道や自動車路沿いに投棄されたゴミを回収します。自然の空気を胸いっぱい吸って、気分はリフレッシュ。山も美しくなって一石二鳥です。たとえば、ビーチクリーニングを進める団体では、海岸の漂着物を拾うのと一緒に、浜辺で生物観察をする楽しみもあります。大阪湾岸にも小さな生物たちがしっかり生息していることに感動します。他には、オールナイトでゴミ拾い。これは深夜、繁華街に集まってゴミを拾い、その後、始発電車まで参加者みんなで語り明かすというスタイルで若い人たちに大人気です。
それぞれゴミ拾いプラスアルファの楽しみで、たくさんの共感を得ています。一度、これらの活動に参加したとこと、これまでは「誰かが拾うだろう」と思って無視していた近所の公園のゴミに自然と手が伸びるようになりました。清掃ボラって面白いですね。

にぎわい支える裏方ボランティア

1年の中では特に夏から秋にかけて地域では祭りやイベントが多くなりますが、社会福祉施設などでも、利用者や家族、地域の人を対象としたお月見会やバザーなどのイベントが企画されることがあります。こうしたイベントに彩りをそえるのが、軒を並べる屋台。一般の祭りと同じく、ヨーヨーつりやくじびき、的あてなどのお楽しみコーナーや、たこ焼、焼そば、お好み焼き、フランクフルト、綿菓子などの飲食コーナーなど、さまざまな屋台がイベントを盛り上げます。
このような祭りやイベントを裏方で支えるのもボランティア活動。主催者の企画に従って準備から片づけまでをサポートします。たとえば準備段階では、テントや看板の設営を行い、舞台を組み、照明や音響の点検を行い、屋台では仕込みや陳列の作業。プログラムが始まったらお客さんの誘導や呼び込み、屋台では調理・販売を手伝います。プログラムが終了すると設営したものをすべて片づけ、ゴミを収集・分別し、会場を現状復帰するまでが役割です。さまざまな人の協力と分業で一つのイベントを成功に導く活動は、さながら学生時代の文化祭のよう。にぎわいを支える裏方ボランティアです。その日だけの助っ人が歓迎される場合も多いですし、福祉施設などに関わる入口の一つにもなります。地域で活動経験のある方も多いはず。ぜひ、その技術を福祉施設などでも活かしてください。

「いのち」を守る“越冬”ボランティア

クリスマス商戦で街が賑わい出すと、いよいよ本格的な冬の到来です。しかしそれは、路上生活者にとって厳しい季節が近づいていることを意味します。2007年4月に厚生労働省が発表した全国の路上生活者の数は1万8,564人。大阪城ホールの最大収容人数が1万6,000人なので、それ以上です。しかも、これは調査で把握できた人数なので、実際にはさらに多くの人が存在すると言われています。残念ながら、全国で最も路上生活者が多いのは、他ならぬ大阪。全国の路上生活者の3割は大阪で暮らしています。
やむを得ず野宿されている多くの人々を支えるためのさまざまな活動があります。身の安全や状況を確かめる夜回り活動では、一人ひとりに声をかけます。彼らをねらった襲撃事件は後を絶ちません。体の不調を訴える人も多いのが現状です。また、温かな食事を提供する炊き出しや介助活動もあります。食事に使われるお米や栄養価の高い乾物食品、また、冬物のジャンパーやセーター、下着、カイロ、毛布などの物品寄付も歓迎されます。そして、こうした活動の多くが寄付金でまかなわれています。
一度にすべてを解決することは難しいかもしれませんが、何かできることがあるかもしれません。少しでも心に感じるものがあった方は、大阪ボランティア協会にお電話(06-6465-8391)ください。

足元の国際協力「日本語学習ボランティア」

テレビの番組でもしばしば取り上げられる難民支援や途上国での学校建設支援、医療救援活動などの国際協力活動。アフリカやアジアの国々での活動など、自分の生活や語学能力のことを考えると、フツウの人間は簡単に踏み込めるものでないと考えてしまいがちです。
確かに、仕事を辞め、何か月も海外に出向いて文化も言語も異なる地域で活動することは、それなりの覚悟と準備が必要です。「国際協力に関心はあるけれど、そこまではできない」と躊躇する皆さん。一般的な日本語能力と夜間や週末のわずかな自由時間を持ち合わせておられるなら、在住外国人や外国人児童のための日本語学習を支援するボランティアをお勧めします。
成人してから来日した人は、ある程度の会話はできても読み書きのできない場合があります。仕事場で日本語の注意書きが読めず、誤って事故に遭う人も少なくありません。また、学問的な概念を母語でも理解できないので授業についていけない外国出身児童もいます。こうした人や子どもの日本語能力を補うには一対一の学習支援が欠かせませんが、支援するボランティアが不足している団体は多いようです。異なる文化と母語をもつ人に対する想像力さえあれば特別な外国語の語学力は不要です。新年度の始まる季節、学ぶ楽しさを伝えるために、あなたの力を生かしてみませんか。

医療の現場で活躍する病院ボランティア

けがや病気、知り合いのお見舞いで病院に行った時、看護師や医師以外の人に院内を案内してもらったり、問診表の記入方法を教えてもらったことはありませんか?最近、総合病院や医療センターでは病院ボランティアが活躍しています。病院ボランティアは、主に外来案内(初診手続き案内・代筆、受診する科や検査室までの案内など)、車いす利用者の介助、病棟での患者の配茶サポート、入院している子どもたちの遊び相手・勉強サポート、院内外の美化清掃、園芸などの活動があります。
ボランティアは個人やグループなど様々な形態で関わっています。また、ボランティアを受け入れる病院では担当職員が説明会や活動相談を開き、不安なく活動に入ることができるようサポートしている所もあります。関西では、大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)や日本生命済生会日生病院(大阪市西区)、薬師山病院(京都市北区)、神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)などでボランティアを受け入れています。
体調が良くない時や、大きな病院に初めて足を踏み入れた時、「何かお手伝いしましょうか?」と一声かけるだけで、きっと不安な表情が和らぐのではないでしょうか。
病院ボランティアに関する詳しいお問い合わせは、「日本病院ボランティア協会」(電話:06-6463-2326 ウェブサイトhttp://www.nhva.com/)まで。

本好きが活躍!「図書ボランティア」

みなさんも一度は足を運んだことのある図書館。けっこう身近な存在ですよね。そんな図書館でもいろんなボランティア活動が行われています。たとえば、大阪市の図書館では、館内で子どもたちに本の読み聞かせをしたり、高齢者施設に行って紙芝居の実演をしたり、本の貸出手続きを行う図書ボランティアが数多く活躍しています。
今回、ご紹介するのは、「本の整理を通してアジアンワールドに触れる」、そんなユニークな図書ボランティアです。みなさん、「アジア図書館」ってご存知ですか。東淀川区淡路にある「アジア図書館」は、アジア文化を学ぶ拠点としてアジア各国についての膨大な書籍を展示・貸出する図書館です(アジア20カ国の言葉を学べる語学スクールも開講しています)。約45万冊もの図書(和書・洋書)を所蔵する「アジア図書館」ですが、そのうち10万冊が未分類の状態。現在、本の分類に欠かせない目録書きのボランティアを「アジア図書館」では募集しています。そのほかにも本棚の制作(組立てと改造の大工仕事)や図書・本棚の運搬、配置などのボランティアも募集中です。海外に行かなくても、図書ボランティアを通して“アジア”に触れる。そして、つながる。ボランティアって面白いですね!(アジア図書館06-6321-1839)

「不登校やひきこもりの子どもたちに関わるボランティア活動」

 「学校に行くのがニガテ」「自分のペースで勉強したい」「毎日行くのはちょっとしんどい」など、学校へ行きづらさを抱える子どもたちの居場所づくりや支援をしている団体があります。学校に行かないからといって否定されるのではなく、子どもたちが安心して過ごせる場所をつくっています。子どもたちは自由な時間に来て、勉強や読書など好きなことや関心のあることをしながらそれぞれのペースで過ごします。自分のやりたいことに熱中する子どもたちはとても生き生きしています。演劇活動や畑作業をしている団体もあります。ボランティアは、先生と生徒のような教育的な立場関係ではなく一緒に同じ時間を過ごすことを大切にしています。教科書を読みながら「あっ!」という発見をしたり、子どもたちからボランティアがゲームを教えてもらったり・・・それぞれのがんばりや成長を見守ります。専門的な知識や経験は特に必要ありません。大阪市内には、NPO法人フリースクールみなも(http://homepage2.nifty.com/freeschool_minamo/)やNPO法人フォロ(http://www.foro.jp/)などでボランティアが活動しています。

身につけることで、理解と支援の気持ちを表す

「リボン運動」をご存知ですか。ある色のリボンを運動の象徴とすることで、その趣旨に賛同した人がリボンを身につけて理解と支援の意思を示すボランティア活動です。リボンの色に込められた意味をいくつか紹介しましょう。
レッドリボンはエイズに対する理解と支援のシンボルです。リボンを身につけることで、エイズに対する偏見や差別をなくそうという気持ちを表します。オレンジリボンは日本では子ども買春と小児ポルノ、幼児虐待撲滅運動のシンボルとして、また外国では反人種差別運動のシンボルとされています。イエローリボンはテロや戦争の平和的解決を願う人や、海外への自衛隊派遣の無事を祈る人の意思が現れています。グリーンリボンは環境問題の解決や移植医療への理解を示します。日本のブルーリボンは北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示です。パープルリボンは個人間の暴力や虐待の防止と啓発を目的とした運動を、ピンクリボンは乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを訴える運動を象徴しています。ホワイトリボンは妊娠と出産に係わる疾病と事故から母と子の健康と命を守る世界のシンボルになるとともに、思春期の同性愛者の自殺が相次ぐ事態を広く知らせるための運動にも使われます。
これに似た活動に「バンド運動」もありますが、これらはいずれも理解と支援の気持ちを“身につける”ことで、“私はともに生きる”というメッセージを誰かに伝えられる活動です。

寄付だってボランティア活動〜お金がつなぐあなたの思い

初めての方向けに開催しているボランティア説明会。ボランティアをしたことがありますかと尋ねると、多くの方は「ないです」と首を横に振ります。でもよく聞くと、「チャリン」とコインを箱に入れる街頭募金や「赤い羽根共同募金」には協力したことがあると答えられます。こうした寄付は「ボランティア」ではないと考えられがちですが、社会のため自発的に取り組む行為はすべてボランティア活動。ですから、寄付も大切な活動です。
とはいうものの昨今の急激な不況の進行で、お財布のひもは締まりがち。寄付も抑え気味になるのは仕方のないことでしょう。
しかし、さまざまな事情で直接的な行動に時間をさけにくい場合、寄付があなたに代わって思いを行動につなげてくれます。「額がわずかだと寄付しにくい」といった気兼ねがあるかも知れませんが、多くの人が関心を示してくれると伝わることで、受ける側は大きな励みになるものです。それに寄付とは、自分よりもっとうまく問題を解決できる人たちの存在を信じる、とても謙虚な活動でもあります。
お金を託すことも社会参加の一つの方法。どこへどれだけ託すかは、あなたの社会に対する意思表示でもあります。さまざまな問題を抱える私たちの社会ですが、誰がどのように解決するかは選挙以外にもあなたのお財布で決められるのです。

野宿者支援「子ども夜まわり」活動から見えるもの

大阪市西成区の通称・釜ヶ崎で行われている子どもが中心となった「子ども夜まわり」。野宿での冬はとても厳しく時には死者が出ることもあるため、それを防ぐために野宿者に声を掛けて体の具合をきき、おにぎりや味噌汁、毛布などを配る活動です。「どうして子どもが野宿者の支援を?」と不思議に思うかもしれませんが、実はとても重要な意味があるのです。
 釜ヶ崎の「子どもの里」が子ども夜まわりを始めたきっかけは、1983年に横浜・山下公園で起きた複数の少年による野宿者殺害事件。このような襲撃をしてしまう多くが、実は中学生・高校生の男子生徒です。しかし、そんな少年たちもまた、家庭や学校で「優秀でなければ生きる価値がない」という優勝劣敗の価値観を強いられた「しんどい」状態に追い込まれていると言われています。そのような状況で、おとなが野宿者を「人として扱っていない」ことを敏感に感じ取り、「襲撃してもよい」対象として認識し、はけ口として攻撃してしまうのです。
 夜まわりでは、子どもたちが一人ひとりの野宿者の身の上話を聴き「人としてその存在を大切にする」気持ちが育まれるきっかけになっています。また野宿者も子どもとの会話を喜び、トラブルはほとんどありません。もちろん子どもだけでなくおとなもボランティアとして同行することができ、学校の先生などが参加しています。

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